活動内容
「食文化セミナー」を11月7日(土)実施しました。定員は150名。応募は定員150名を超えたところからキャンセル待ちとして60名まで受けて後は断る状態のほど人気でした。しかし当日は、インフルエンザ発症のこともあり138名で開催しました。講師はプロジェクトのオブザーバーでもある渡辺文雄さんと郷土料理の普及啓発を行っている栃木県女性農業士の猪野正子会長が講演。会場では「食事バランスガイド」の普及啓発の他、参加者に郷土料理の試食も行って貰い、栃木の食文化について理解を深めて貰いました。参加者からは、「あまりなにも考えないで毎日食べていましたが、今日参加して始めて食事の大切さやバランスの大切さが理解できた」という声が多くありました。また会場を福祉プラザにしたため、障害のある方の参加もありました。試食を作ってくれたのは県女性農業士のメンバーの他、宇都宮短期大学付属高校の調理科の学生6名が補助にはいりました。参加者からも高校生が郷土料理を作ったということに好印象で、郷土料理のこれからの継承に理解が深まったようでした。アンケート回収は131枚。結果はまとめている最中です。
高校生が参加した感想がとてもよかったので一部を紹介します。
・勉強になった。このような経験が将来の役に立てばと思った。
・学校ではならわないような郷土料理を、こういう形でお母さん達から教わることができて大変貴重な経験となりました。ありがとうございました。
・一番うれしかったのは、参加者がみんなおいしかったと言って帰って行ったこと。あの顔や言葉がうれしかった。とてもよい体験ができました。