活動内容
日頃の食生活が乱れている若年層を対象に、食事の大切さとバランスのよい食生活を送る気付きを与えるため、近年、若者のなかで流行っている“笑い”を切り口に、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと法政大学、すこやか食育エコワークが連携したイベントを実施しました。イベントのあとは、学識経験者や学部生等によるパネルディスカッションを実施し、学生にある1日の3食の写真を撮ってきてもらい、それに対し、管理栄養士がコメントをするなど、実際の「若者の食」を捉えながら地域としてどのように「若者の食」についてアプローチすることができるか、議論しました。
約250名の学生を対象に実施し、過去の経験から若者に健全な食生活の気付きを与えることができたかどうか不安でしたが、学生のアンケートを見てみると、「ネタから“食”や“食事”に関するメッセージは伝わりましたか?」の問いに対し、8割以上の学生が「よく伝わった」「まあまあ伝わった」と回答。「“笑い”から“食の大切さ”を伝える取組について、どう思いますか?」の問いに対し、上位3位の回答は「“笑い”の切り口であれば、子どもや若者も聞くと思う」、「楽しく学べるので、とても良い」、「食の大切さを、楽しみながら気付かされる」という結果となりました。なお、今回の取組は次年度以降、“笑いと食育”のパッケージとして展開していく予定にしています。