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株式会社ローソン効果測定・結果

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株式会社ローソン効果測定・結果

効果測定

実証店舗に来店されたシニア(おおよそ60歳以上と見受けられたかた)を対象に、事前調査(平成19年11月5日から10日)、事後調査(12月3日から5日)の2回実施した。「食事バランスガイド」の認知や実践度、行動変化、実証(キャンペーン)などについて聞き取りによるアンケート調査を実施した。

実証結果

  1. 1. アンケート調査

    「食事バランスガイドの認知度」は、事前22%から事後26%へと上昇した。

    「食事バランスガイドを知ってからの食生活や食品の購買行動の変化」は、「食事バランスガイドの情報を参考にして買物をする」(事前8%、事後21%)や「副菜(ふくさい)を適量摂取すること」(事前38%、事後47%)、「食事バランスガイドに沿って適量とバランスを考える」(事前8%、事後21%)などの項目では、ねらった方向に回答者率が増加した。

    一方、「食事バランスガイドを知っていた人の食事バランスガイド活用の自信」については、自信のある割合は事前35%から24%に減少した。

    「食事バランスガイド」を見たり聞いたりしたことがある、または、知らなかった人の「食事バランスガイドの関心度」は、「食事バランスガイドをどのように参考にしたら良いのかわからなかったから、よく見なかった」割合が事前22%から事後44%であった。従って、今後さらに詳細な情報を提供する必要があると思われる。

  2. 2. 店舗での実証(キャンペーン)

    「キャンペーン中に利用したもの」は、「惣菜とおにぎりなどを購入した」が44%だった。

    エコバッグの引換え数は56件(男性20件、女性36件)あった。

    実際、惣菜3品とおにぎり等の売上げが伸びたことから、キャンペーン内容(買い合わせ)はある程度効果があったと考えられた。また、惣菜3品の販売伸張(25%増)から見て告知ボードやスイングPOPなど、掲示効果は高いと推測された。しかし、「キャンペーンの実施に気がつかなかった」割合が90%であり、よりインパクトのある取組内容をさらに検討する必要があろう。

アンケート調査(事前)

  年齢 合計
60歳
未満
60~
64歳
65~
74歳
75歳
以上
無回答
性別 女性 30人 16人 18人 15人 0人 79人
38.0% 20.3% 22.8% 19.0% 0% 100.0%
男性 30人 28人 15人 9人 0人 82人
36.6% 34.1% 18.3% 11.0% 0% 100.0%
不明 2人 0人 0人 1人 1人 4人
50.0% 0% 0% 25.0% 25.0% 100.0%
合計 62人 44人 33人 25人 1人 165人
37.6% 26.7% 20.0% 15.2% 0.6% 100.0%

アンケート調査(事後)

  年齢 合計
60歳
未満
60~
64歳
65~
74歳
75歳
以上
無回答
性別 女性 35人 9人 15人 12人 0人 71人
49.3% 12.7% 21.1% 16.9% 0% 100.0%
男性 39人 6人 9人 3人 0人 57人
68.4% 10.5% 15.8% 5.3% 0% 100.0%
不明 0人 1人 0人 0人 0人 1人
0% 100.0% 0% 0% 0% 100.0%
合計 74人 16人 24人 15人 0人 129人
57.4% 12.4% 18.6% 11.6% 0% 100.0%

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