おとどけドリームアイランド

おとどけ食育教室

低栄養予防について

次は、低栄養予防についてお話します。 まず、食生活にかかわる事がらについて、みなさんの常識をチェックしてみましょう。 次の3つのうち、自分の考えにあてはまるものはいくつありますか?

  • 年をとったら粗食のほうが健康にいい。
  • 肉や卵は控えめにしている。
  • どちらかというとやせているほうが健康的だ。

あてはまるものが1つでもあった人でやせている人は要注意です。
食事に気をつけるというと、多くの人は生活習慣病予防をまず考えます。たとえば「食事の量を控えめに」「肉や卵を控えめに」などです。しかし、こうした食事は高齢者にとっては必ずしも良いものではありません。特に75歳以上になると心身機能の低下が急激に進み、介護が必要な状態になりやすくなりますが、その最大の要因は、全身の栄養状態が悪いこと、すなわち「低栄養」にあると考えられています。「低栄養」とは、たんぱく質やエネルギーが不足している状態のことをいいます。
ですから、高齢期に入ったら「生活習慣病予防」から「低栄養予防」へと、食生活の目標を変えていく必要があります。

では、次のシートを使い低栄養をチェックしてみましょう。

  • 低栄養をチェックしてみましょう